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「私と河合塾」-OB・OGが語る河合塾-: Vol.93 (2017年2月8日公開)

前向きな気持ちで受験勉強をやり切ったことで
国家公務員試験などでも同じように頑張れば大丈夫という
自信を持つことができました。

国土交通省
水管理・国土保全局 水政課 法規第一係員
青木 建吾さん

河合塾MEPLO/高校グリーンコース

国土交通省<br />水管理・国土保全局 水政課 法規第一係員 青木 建吾さん

少人数制のきめ細かな指導で基礎が固められた高校グリーンコース「ONE WEX」講座

・・河合塾に通うようになったきっかけから教えてください。

青木 中学時代は塾に通っていなかったのですが、高1からは大学受験のために塾で勉強しようと考えていました。河合塾を選んだのは、東大受験に特化した指導に定評のあるMEPLOの存在を聞いていたからです。けれども、私は中学からサッカー部に所属しており、最終学年時は部長も務めました。部活動とMEPLOを両立させるのは難しいと思い、まず高校グリーンコースに通い、サッカー部引退直前の高3春からMEPLOに移る計画を立てました。

・・ONE WEX講座の学びで印象に残っていることはありますか。

青木 私の場合、高校グリーンコースのONE WEX講座からスタートしたことが正解だったと思います。母校の筑波大学附属駒場高校(以下、筑駒)の授業レベルは高く、いわば応用中心の授業になっています。基礎は身についていることが前提となって授業が進められていくわけです。友人たちは中学から塾に通っていた人もいました。、彼らはもし基礎が不足していれば、塾で補うこともできていました。しかしながら私は、基礎で抜け落ちている部分が少なくなかったのです。ONE WEX講座の授業は、トップレベルの問題を扱うのはもちろん、基礎をおろそかにすることなく、一から学び直せるスタイルでした。それによって基礎固めをしっかり行うことができたことが、私にとっては大きかったと感じています。

しかも、どの科目も少人数制の授業で、講師や職員の方々にすぐに顔を覚えていただき、私の弱点を把握した上で、その部分を集中的に、なおかつ私のレベルに合った教え方・アドバイスをしていただきました。そうしたきめ細かな指導がありがたかったですね。

・・そのほか、ONE WEX講座を受講して良かったことはありますか。

青木 教材が素晴らしかったですね。例えば国語の『古典ポイント集』は、単語・文法を中心として古典に関する様々な重要ポイントが網羅されており、この1冊を仕上げさえすれば大丈夫だという安心感がありました。入試の直前期にもよく見直していたほどです。

本質・原理を重視し、思考のプロセスが身につくMEPLOの授業

・・MEPLOに移ったのは、いつからですか。

青木 新高3の春期講習から移りましたが、授業や教材のレベルの高さに驚きました。授業中、常に頭がフル回転している感触を味わっていました。東大に入学してから、MEPLOでは、あるいは大学以上にハイレベルで面白い授業が行われていたと、改めて感じたくらいです。

・・レベルが高いというのは、具体的にどのような点ですか。

青木 建吾さん

青木 MEPLOの高3の講座は、用意されている演習問題を解き、その後授業で解説を行うという流れで行われます。まず演習問題の質が高いですし、解説授業も、単純に解法パターンを教えるだけのようなものではありません。そもそも、東大の入試では、型にはまった解法パターンがそのまま使えるような問題は出題されません。初見の問題でも、自分で考え、試行錯誤を重ねて、解き方を捻り出す力を鍛えておかなければ本番で通用しないのです。MEPLOの授業は、そうした東大の入試問題の特徴を踏まえて、本質や原理の理解に重きが置かれていました。たまたま解法を思いついて、正解が導き出せたからOKではないのです。それは偶然の産物にすぎないからです。本番でもそううまくいくとは限らない。この問題は、こういう原理に基づいて考えなければいけないから、この解法を選ぶ必要があるという、思考のプロセスを身につけることが大切なのです。ですから、私は、演習で解けなかった問題だけでなく、解けた問題の解説もしっかり聞いて、なぜ自分はその解法を使ったのか、それは正しいプロセスに則って選んだのか、再確認するようにしていました。なかでも得意科目であった数学の授業では、講師の解説を少しずつ先回りして、こういう流れの解説になるだろうなということが予測できるようになり、自信がつきました。

また、現代文や日本史の授業では、雑談めいた話のようで、実はその日の学習内容に関連しているということがよくありました。文章の本旨や歴史の流れを掴む上で役立つ、深い教養的な話も多く、私は集中してすべての話を真剣に聞くように心がけていました。

・・筑駒は学校行事が盛んですが、両立は大丈夫でしたか。

青木 たしかに筑駒は様々な学校行事が盛んでしたが、私はどれも本気で取り組んでいました。そのなかでも文化祭は、高3が中心となるのが伝統になっています。高3時にステージの企画・運営を担当する班に所属していた私は、準備に追われて、9月から文化祭が終わる10月末までの2カ月間は全くMEPLOに通うことができませんでした。その分、夏休みや11月以降は必死で勉強したという自負があります。特に11月は休んでいた間の大量の問題を全て解き、講師の方々に添削指導をしていただきました。それによって学力がぐんと伸びた実感があります。勉強の絶対的な時間数が足りないので、効率的に勉強しなければ追いつけないと思い、大学生のクラスサポーターの方々に「どんな勉強法をとっていましたか」と科目別・分野別に細かく聞いて、そのまま取り入れたり自分なりに少しアレンジして実行したりしていました。しつこいくらいにアドバイスを求めにくる私に、常に温かく対応してくださったクラスサポーター・講師・職員の方々には本当に感謝しています。模試の成績が悪かった時に「君は大丈夫だから」と励ましてもらったこともよく覚えています。そんなちょっとした言葉が救いになるものです。とにかくMEPLOを活用し切った感じですね。

・・そのほかMEPLOに通って良かったと感じていることを教えてください。

青木 受験勉強に費やす時間が少ないこともあって、いろんな参考書・問題集に中途半端に手を出さないことに決めました。とくに問題集の類はほとんど購入せず、ほぼMEPLOの教材だけに絞っていました。それで十分だったと思います。MEPLOの教材は、東大受験にあたって実践的で良質な問題ばかりだったからです。私は、1学期に取り組んだ問題も含めて、これまで間違えた問題や少しひっかかった問題を引っ張り出して、本番直前まで何度も繰り返し解き直しました。MEPLOを信頼して、与えられたものを完璧に仕上げさえすれば、東大に合格できるというのが、私の実感です。

東北のボランティアを通して、公務員をめざす気持ちが高まる

・・東大文科一類を志望した理由は何ですか。

青木 建吾さん

青木 小学生の時、「将来の夢」を考える宿題が出されました。それまで将来のことなど考えたことがなかったのですが、母に何気なく言われた「検察官という仕事もあるよ」という言葉で、法律の世界に興味を持ちました。その興味が続き、高1の頃にはもう東大文一志望に決めていました。けれども、大学1年の秋頃に、公務員志望に変更しました。これは、2011年3月11日、つまり私の東大の合格発表の翌日に東日本大震災が発生したことが大きく影響しています。その年の夏休みにはじめて現地にボランティアに行き、そのまま4年間、ボランティア団体の運営などをしながら現地を何度も訪れ、東北と関わり続けました。それを通して、未曾有の大災害にわずかながらも向き合おうとした者として私なりにこの国に何らかの貢献をしたい、しなければならないという使命感が芽生え、また、人々が安心・安全に暮らせる社会をつくりたいと考えるようになり、公務員をめざすことにしたのです。ですから、国家公務員試験(総合職)に合格した時には、入省志望先はこうした想いを最も実現できそうだと感じた国土交通省一本に絞っていました。

・・大学時代に、MEPLO本郷教室でクラスサポーターも務められていますね。

青木 自分が受験生の時に、大学生クラスサポーターに本当にお世話になったという思いがあり、少しでもMEPLOにその恩返しがしたいと考えたのです。自分は授業の空き時間などによく体験談を話していましたが、その際は失敗した体験も含め正直に話すように心がけていました。失敗の中に参考になることも多いからです。また、日本史や数学の個別指導や添削も担当しましたが、生徒が私のアドバイスできっかけを掴んでくれて成績が伸びた時には、とてもやりがいが感じられました。とにかく生徒のためにできることをしようと夢中でした。生徒のみんなと関わることは単純にとても楽しくもあり、クラスサポーターとして過ごした4年間はとても素晴らしいものだったと思っています。担当した後輩たちの多くとは今でもSNSなどでつながっていて、一緒に食事に行くなどしています。大学入学後やその先も続く学年を超えた関係が築かれることは、学生生活を送る上で、またその後社会に出る上で大変に心強く、MEPLOの大きな強みだと思います。

・・現在の仕事の内容を教えてください。

青木 国土交通省に入省以来、水管理・国土保全局の水政課というところで、河川、ダム、海岸、水資源などの水関連分野や防災等を取り扱う局の法令、税制度などの取りまとめを担当しています。具体的には、例えば局の所管する法令の改正などに携わっています(2017年1月現在)。国土交通省はとても広い分野に関わっており、今後また様々な局・課で仕事をしていくことになることも非常に楽しみです。

積み重ねた努力を信頼して、前向きに頑張ってほしい

・・河合塾で学んだことが、その後に役立っていると感じることはありますか。

青木 集中力の保ち方など自分の感情をコントロールする方法や自分に合った学び方などを身につけたことが、あらゆる面で役立っています。例えば、国家公務員試験も、膨大な知識量が要求されるのですが、私は、全部覚える必要はないとどこか割り切っているところがありました。単に全てを丸暗記するよりも、基礎・根幹となりそうなポイントについて、なぜそうなるのか、本質や原理から理解しようとするのです。あとはそれを応用していけばいい。そうした知識の身につけ方は、間違いなく河合塾で染みついたことです。受験勉強を前向きにやり切ったことで、同じようにやれば大丈夫だという自信を持つことができたことも、強みになっています。

・・最後に、河合塾の後輩たちへのメッセージをお願いします。

青木 クラスサポーターをしていた時によく生徒たちに言っていたのは「自信とナルシストは違う」「ネガティブと謙虚・反省も違う」という言葉です。受験生の時に、どこかで辛い時期があるのは皆同じです。それを乗り越えるためには、自分の感情をコントロールするしかありません。まずは自信を持つことです。たしかに、根拠のない自信をふりかざすだけでは、それはナルシストでしかない。自分がそれまで積み重ねてきた努力を根拠として信頼するところから、本物の自信が生まれるのです。そうして生まれた自信を持つことは、決してナルシストではない。また、謙虚であること・反省することは当然必要ですが、ネガティブな気持ちに陥ってはいけません。ネガティブになっていいことは一つもありません。私は、生徒たちへのメッセージの最後は必ず「前向きに、前向きに」という言葉でしめくくっていました。何か一言書いてくれと生徒に頼まれたときに記していたのも、この言葉です。ネガティブにならず、悔いを残さないように最後まで受験勉強をやりぬくこと、そしてそのために自分が前向きでいることが大切だからです。受験勉強の先に新しい世界が待っていることを楽しみに、もう一踏ん張り頑張ってほしいと思います。前向きに、前向きに。

青木 建吾さん

Profile

青木 建吾(Kengo Aoki)

1992年神奈川県生まれ。高1から高校グリーンコースに通い「ONE WEX講座(英語・数学・国語)」を受講。高3からはMEPLO本郷教室で全科目を受講し、東京大学文科一類に現役合格。東日本大震災のボランティア活動を通して、国で働くこと、なかでも安心・安全な社会づくりに関心を持ち、国家公務員・国土交通省を志望。国家公務員総合職試験に合格し、2015年に国土交通省へ入省。現在(2017年1月)は、水管理・国土保全局水政課で、法令・税制度などに関する業務に携わっている。

河合塾MEPLO

トップレベル中高一貫校に通う中高生が対象です。東大をはじめとする難関大学に現役合格することはもちろん、「大学卒業後にさまざまな分野・世界で活躍する人材になってもらうこと」を使命と考えて、指導しています。

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高校グリーンコース

高校生を対象とした志望大学現役合格を目標とするコース。学力や学習状況にあわせて受講できるカリキュラムで、高3になるとより実践的な講座も用意しています。

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