～河合塾K会　春期特別セミナー～ 3月19日開催「数列と漸化式がおりなす不思議な世界」のご案内

中学・高校の数学では、さまざまな数列や漸化式を学びますが、世の中には、まだまだ性質のわからない数列や漸化式がたくさんあります。数学は「紙と鉛筆」があればできる学問ですので誰でも簡単に実験できます。実験してみるといかにも成り立ちそうなことが観察できるのに、まだ誰も解明できていない不思議な現象がたくさんあり、多くの数学者によって研究され、新しい公式や不思議な性質が日々明らかになってきています。しかし、まだ全貌は誰にも見えていません。

本セミナーでは、数列と漸化式の未解決問題をいくつか紹介します。できるだけ嚙み砕いて紹介しますので、中学生から高校生、保護者までどなたでもご参加いただけます。ぜひこの機会を貴媒体で広くご紹介ください。

＜講師プロフィール＞　
伊藤哲史（京都大学大学院理学研究科准教授）
筑波大学附属駒場高校を卒業後、東京大学理学部数学科より東京大学大学院数理科学研究科へ飛び級で進学。同研究科博士後期課程を修了後、2009 年より現職。2005 年、数学界の活性化に寄与した若手数学者に贈られる【日本数学会賞建部賢弘賞奨励賞】を受賞。海外（ドイツ、フランス）の研究所でも数学の研究を行う。専門は数の性質を幾何学を使って解明する「数論幾何学」。東大在学中には、K 会数学講座の立ち上げに携わり、カリキュラム作りやテキスト執筆も担当。高校時代は、国際情報オリンピック第 7 回オランダ大会で日本人初の金メダルを獲得。

※Ｋ会：トップレベルの中高生を対象とした無学年制のコース。設置科目は数学・英語・情報科学・物理。必ずしも大学受験を最終目標には置かず、その先をも見据えた画期的なカリキュラムを展開し、少人数のクラスできめ細かな指導を行います。