~CO2かそれとも…放射能か こわいのはどっちだ?~ 文化講演会「原発を止めた裁判官が語る」
2023年06月01日
学校法人河合塾
2023年6月25日(日)、河合塾上本町校にて、原発の運転差し止め判決を言い渡した元裁判官の樋口英明(ひぐち・ひであき)氏を招いて、文化講演会「原発を止めた裁判官が語る」を開催いたします。入場は無料です。
◆文化講演会「原発を止めた裁判官が語る」
樋口英明氏は2014年、裁判長として大飯原発の運転差止めを命じました。判決理由は、地震大国日本の原発には高度な安全性が必要なのにその耐震性は極めて低い、というシンプルなもの。甚大な放射能汚染に照らすと「脱炭素」を持ち出すのも筋違いだ、と述べました。当講演会では、同氏に原発の推進の是非を語っていただいたり、また、同氏が送ってこられた人生や、司法・裁判官の果たすべき役割、科学技術と社会の関りについて語っていただきます。
高校生や高卒生には、この講演を通じて、CO2の排出による環境問題、エネルギー安全保障や地域経済などを考えるキッカケになればと思います。
貴媒体の催事案内などで広くご紹介いただきますよう、よろしくお願いいたします。
【河合塾文化講演会とは】
河合塾では、多感な時期を過ごされている生徒の皆様に、受験勉強だけでなく、教養を深める機会を提供したいと考え、 さまざまな分野の方々にご登場いただく「文化講演会」を毎年約10回開催しています。
◆実施要項
日 時:2023年6月25日(日)
開 場:13時30分 <講演:14時00分~16時00分(予定)>
会 場:河合塾上本町校 <住所:大阪市天王寺区上汐3-1-11>
電 話:06-6774-2581
対 象:高校生・高卒生・保護者
入場料:無料
申 込:申し込み不要
定 員:当日先着順
※教室の定員を超えた場合は、その時点でご参加を締め切りますので、ご了承ください。
【関連URL】
https://www.kawai-juku.ac.jp/event/list/dtl0000029214
※紙面掲載時は次の短縮URLをご利用ください。https://bit.ly/3C5OAmJ
◆講演者プロフィール
1952年生まれ。三重県出身。京都大学法学部卒業後、各地裁・家裁の判事補・判事を歴任。2003年に大阪高裁判事、2009年に名古屋地家裁半田支部長を経て、2012年から福井地裁判事部総括判事。福井地裁に在任中の2014年、裁判長として、関西電力大飯原発3号機、4号機の運転差し止めを命じる判決を言い渡す。2017年、定年退官後、原発の危険性を訴えて全国で講演。著書に『私が原発を止めた理由』(旬報社2021年)。
報道関係者向け取材お申し込み・お問い合わせ先
● 担当部門 河合塾近畿教務部 担当者:村上・房野
● 電 話 06-6372-5755
● 受付時間 9:30~17:30(土・日・祝を除く)