受験生のオープンキャンパス参加は高2時が最多。平均の参加校数は3.３校 ～この夏は対面型のオープンキャンパスが完全復活。先輩の活用方法を大公開～

①オープンキャンパスに参加した学年

オープンキャンパスに参加した学年は高2が最多の67％となりました。高1・2時のどちらかで参加したことがある人を集計すると、全体の81％を占めました。余裕のある低学年の間に大学選びを始める方が多いことを示しています。


②「オープンキャンパスに期待していたこと」ランキング

「大学の雰囲気を確認できること」が他に大差をつけトップとなりました。実際に大学に足を運び、将来キャンパスにいる自分をイメージすることは、志望校を決める際の大切な要素。同時に、志望校の具体的なイメージを持つことにより、受験勉強へのモチベーション向上にもつながります。

③オープンキャンパスに参加した大学の数

1人当たりの平均参加校数は3.3校で、8割以上の人が2校以上に参加しています。なかには6校以上に参加した人も。複数の大学に足を運び、比較検討することで、より自分に合った大学選びにつなげることができます。


④オープンキャンパスに一緒に行った人

約半数は保護者が同伴していますが、4人に1人は単独での参加です。効率よく回れる単独参加、ひとりでは気づかない発見に出会える可能性がある複数参加、それぞれのメリットを生かすのがカギと言えそうです。



■まとめ
新型コロナウイルス感染症の５類感染症移行に伴い、この夏は対面型のオープンキャンパスが完全復活。ほぼすべての大学が対面型のみ、または対面型とオンラインの併用で実施します＊。このオープンキャンパスをどう活用するかは充実した大学選びの大きな要素です。
＊5月末に行った調査では、首都圏の国公私立大学の８割がオープンキャンパスを対面型のみで実施。残りの２割もほとんどが対面型とオンラインの併用です。

河合塾の大学入試情報サイトKei-Netでは特集『オープンキャンパス情報』で受験生のオープンキャンパス参加に役立つ情報を提供しています。先輩の体験談に基づくオープンキャンパス参加のコツや、大学名に加え時期やエリアなどからも検索できる『オープンキャンパス検索システム』で充実した大学選びを支援します（URLは下記参照）。



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［先輩のオープンキャンパス体験談（抜粋）］

●親と子で相談会が別々にある場合は、事前に親子で質問内容を共有しておくと重複や抜けがない。

●事前申し込みが遅くなって、模擬授業の多くが締め切られてしまい、受けられる授業が少なくなってしまった。

●筆記用具は必須。メモ帳に聞きたいことを事前にメモをしておくと良い（書きやすいようボードがあると便利）。

●エアコンの効きが良い（悪い）ことがあるので、カーディガンなど着脱できる服装を持つと良い。
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