大学生の学修成果の可視化と活用について意義や活用事例を紹介 大学教職員向けIRセミナーのご案内
2024年02月26日
学校法人 河合塾
学校法人 河合塾は、「大学教職員のための学修成果の可視化と活用を考えるセミナー」を3月13日(水)にオンラインにて開催します。学生の学修成果をIRデータとして分析、活用する方法について、IRそのものの意義や活用事例を紹介します。大学にて、IRを初めてご担当される方々、IRの結果を活用した授業改善、教育プログラム改善を志す方々に向けたセミナーです。
■大学が直面する課題解決にIRは不可欠
入試、大学教育、卒業、就職までの一連の学生の学修成果をデータとして可視化、分析し、意思決定に活用するIR(Institutional Research)活動はそれぞれの大学が教育の質を保証するという観点から、近年重要性が増しています。今回のセミナーでは教学マネジメントの改革に生かすことの意義を踏まえたうえで「賢く使って賢く活用」をテーマにし、有識者による大学IRの意義に関する基調講演や、大学教職員による現場での活用事例の紹介などを行います。
事例紹介では、河合塾の「大学での学生調査を効率的に実施できる『学修・生活実態調査(学生調査)システム*1』」、「大学入試での受験生の多面的評価支援ツール『J-Bridge System*2』」や、(株)KEIアドバンスの「ジェネリックスキルを測定し育成するためのプログラム『PROG*3』」を用いたデータや結果による事例をご紹介。IR分析の具体的なイメージがしやすい内容になっています。
大学におけるIR活動について、「情報を収集したい!」「悩みがある!」という大学教職員の皆様は、ふるってご参加ください。
■「大学教職員のための学修成果の可視化と活用を考えるセミナー」 実施概要
●開催日時:3月13日(水)14:00~17:00
●実施形式:オンライン(Zoom ウェビナー)にて開催します
●対象:大学、大学院、各専門学校教職員の方々
●参加費:無料
●プログラム
・基調講演
学生の実態を把握することの意義
小林 信一 特任教授(広島大学)
・事例の紹介
入試での多面的・総合的評価と学修成果の紐付けを通じたIR活動
安永 卓生 教授(九州工業大学)
・事例の紹介
IRデータの教学マネジメントへの活用
山本 啓一 教授(北陸大学)
・事例の紹介
教学IRデータからみる就職活動
水谷 眞規 氏(多摩大学 IR推進室 室長)
・話題提供
IRerという仕事の現実…
中尾 走 学長付特任助教(広島市立大学)
・話題提供
学生調査の分析に関連して
村澤 昌崇 教授(広島大学)
・全講演者によるQ&A、ディスカッション
●申込期限:3月12日(火)
●申込方法:教育関係者のための情報サイト「河合塾Kei-Net Plus」のイベント・研修ページよりお申し込みください。
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*1 「学修・生活実態調査(学生調査)システム」について
大学で、ステークホルダーからさまざまな情報・データを収集・検証し、学内の戦略策定に活用するためのクラウド型アンケート情報収集ツールです。学生の学修や生活状況の有り様を多面的にとらえること、そして労力やコストを極力抑えられることを目的として、質問項目の精選を行い開発しました。質問項目のカスタマイズも可能です。
URL:https://www.kawaijuku.jp/jp/research/student_survey/
*2 「J-Bridge System」について
大学入試のWeb出願システムと連携し、各大学がアドミッション・ポリシーに沿った「申請項目 or 課題」を受験生がWeb上で入力しエビデンス資料を添付するシステムです。また、Web上で複数の大学教員が評価できますので、紙を整理・保存したりする手間も省け、大学教職員の負担軽減にもつながります。
URL:https://www.keinet.ne.jp/teacher/service/j-bridge/
*3 「PROG」について
PROGとは、専攻・専門に関わらず、大卒者として社会に求められる汎用的な能力・態度・志向(ジェネリックスキル)を測定し、育成するためのプログラムです。ジェネリックスキルをリテラシー・コンピテンシーの2側面に分解して測定・可視化し、客観的評価の指標を設けることで、教育成果の検証を行うことが可能となります。
URL:https://www.kawaijuku.jp/jp/research/progtest/
報道関係者向け取材お申し込み・お問い合わせ先
学校法人 河合塾 経営戦略推進室 広報センター
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〒160-0004 東京都新宿区四谷1-6-2 四谷グローバルスタディスクエア
TEL:03-6811-5508 MAIL:press@kawaijuku.jp
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