大学で身につけた“学びぐせ”が、キャリア成功に長期的に寄与することが判明 ~20~40代の企業人4,000人への調査をまとめた書籍『PROG白書2024』を刊行~
2024年08月21日
株式会社 ピックアンドミックス
河合塾グループの株式会社ピックアンドミックスは、大学生や社会人を対象に、社会で求められる汎用的な力(ジェネリックスキル)を測る『PROG』テストを2012年から実施しています。このたび、同テストを受検した25歳~49歳の企業人4,000人を対象に、働き方志向・仕事能力・学び行動について質問紙調査を行い、その結果をまとめた『PROG白書2024』を刊行しました。以下、主な内容をご紹介します。
企業人4,000人調査 主な結果
①大学時代の成績は、その後長期にわたってキャリア成功(=仕事評価の高さ)に影響する。
②これは、大学の成績が「学習習慣(学びぐせ)」とも言える、個人の資質を代表しているためと考えられる。
学びぐせは、コンピテンシー(職務遂行能力)やキャリア自律*を促進する。
これが仕事での評価につながる。
*キャリア自律=これからのキャリアや人生は自分の力で切り開いていくといった意識。自信・効力感。
③大学成績の仕事評価への影響は、30代に表れ、40代でも持続する。つまり、 大学成績は「後で効いてくる」と言える。
<PROG白書2024のご紹介>
書名 :PROG白書2024〔ジョブ型雇用への処方箋:企業人4,000人の働き方志向・仕事能力・学び行動調査〕
編著 :PROG白書プロジェクト
発行 :学事出版 ISBN 978-4-7619-3006-6
仕様 :A5判 175ページ
価格 :2,640円(税込み)
2024年7月10日発行
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■PROG(プログ)とは
PROG とは、社会で求められる汎用的な能力・態度(以下、ジェネリックスキルといいます)を測定するために、開発されたアセスメントです。PROG では、学生のジェネリックスキルを「リテラシー」と「コンピテンシー」の2側面から測定します。知識をもとに問題解決にあたる力である「リテラシー」では知識の活用力や学び続ける力の素養を、経験から身についた行動特性であるコンピテンシーでは、どんな仕事にも移転可能な力の素養をみることができます。
■株式会社 ピックアンドミックスについて
「努力したことが報われる社会」を作ることを理念に、PROG をはじめとするキャリア開発に関連するテストの研究開発、製作、運営を通して、新しいキャリア教育サービスの構築をめざし設立されました。
報道関係者向け取材お申し込み・お問い合わせ先
本件、調査を行った株式会社ピックアンドミックスの担当者から、詳細な資料と調査結果をご説明します。
大学進学や就職活動、キャリア開発などの参考になる情報として、ぜひお取り上げください。
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