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カンボジア教育支援活動(2023年3月をもって活動を終了しました。)支援活動の趣旨

1970年以降の内戦はカンボジアをことごとく破壊しました。特に知識階層の人々はポル・ポト派の手によって多くが拷問の末虐殺され、国の教育は壊滅状態となりました。

ポル・ポト派の殺戮の手から九死に一生を得て日本に亡命したカンボジア人コン・ボーン氏は、 「国の復興は教育から」として荒廃した学校の再建を決意、クーデター前に共同通信社プノンペン支局長を務めた故・村井孝至氏とともに「カンボジア教育支援基金(CEAF)」を設立し、小中学校をこれまでに6校建設してきました。この取り組みに賛同した日本のボランティア団体が支援活動に乗り出し、特に村井氏の故郷である佐賀県の「カンボジア教育支援フロム佐賀」は 表紙写真「Cambodia-Japan Friendship School(カンボジア-日本友好学園)」の設立に大きく関与し、「カンボジア教育支援基金(CEAF)」とともに現在も中高一貫校「カンボジア-日本友好学園」の運営に積極的な活動を行ってきました。

河合塾は広く社会に対して何が出来うるかを議論してきました。そして、教育において困っている人々や恵まれていない子どもたちに出来うる支援活動をしよう、と「河合塾カンボジア教育支援委員会」(現:カンボジア教育支援活動)を立ち上げました。

「友好勲章 大十字章」と感謝状「友好勲章 大十字章」と感謝状

カンボジア王国は、河合塾が長きにわたりカンボジアへの教育支援活動を続けてきた功績に対し、(学)河合塾理事長 河合弘登(当時)へ「友好勲章 大十字章」の叙勲を決定。2015年8月19日「カンボジア-日本友好学園」にて叙勲式が執り行われました。

河合塾では社会貢献活動の一環として2000年より「カンボジア-日本友好学園」を通じ、カンボジアの小中学校への教育支援を続けて参りました。河合塾の講師・スタッフはもとより、生徒・保護者・学校・協力団体からのご支援あっての受章であり、これまでご協力いただいた皆さまにご報告とともに深くお礼申し上げます。

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  • [連載]「河合塾にフォーカス