河合塾グループ編集書籍
どんな高校生が大学、社会で成長するのか2高大接続の本質「学校と社会をつなぐ調査」から見えてきた課題
どんな高校生が大学、社会で成長するのか2 高大接続の本質 -「学校と社会をつなぐ調査」から見えてきた課題-
「学校と社会をつなぐ調査」書籍第2弾。高校2年生だった生徒たちは、大学1年生になって、どのように変化・成長したのか?
高校2年生を約10年間追跡する、河合塾と京都大学の「学校と社会をつなぐ調査」。本書は、1時点目(高校2年生)から2時点目(大学1年生)にかけての結果をまとめました。高校から大学、社会への「トランジション(移行)」を明らかにし、これからの高校・大学で求められる教育や課題について、高大接続改革や学習指導要領改訂もふまえて論じています。
責任編集: 溝上慎一
編集: 京都大学高等教育研究開発推進センター/河合塾
発行元: 学事出版
定価: 本体2,400円+税
発刊: 2018年1月30日
Contents
はじめに
第1章 10年トランジション調査の前史
- 1997年~大学生研究の幕開け
- 2007年~大学生のキャリア意識調査の実施-学業とキャリアを架橋して-
- 大学生研究フォーラムの開催
- 高大接続への発展
- 10年トランジション調査の企画と全国で進む教学IR
- まとめ
第2章 10年トランジション調査の2時点目(大学1年時)までの成果-高校生は大学生になってどの程度変わるか-
- 10年トランジション調査の企画と実施概要
- 1時点目(高校2年時)の結果
- 2時点目までの結果
- 総合的考察
第3章 高大接続と受け入れる大学側の観点から結果をどう見るか
- イントロダクション
- 高大接続の観点から
- 受け入れる大学の観点から-「生徒」が「学生」に成長するために必要なこと-
- リプライ
第4章 トランジションの研究成果に基づいた高校の実践事例
- イントロダクション
- 新校開校に向けた学校改革-京都市立塔南高等学校の取り組み-
- 大学&社会で活躍できる力をつけるために-桐蔭学園のAL型授業改革の目指すもの-
あとがきにかえて -まとめと今後の課題-
責任編集者紹介 ※所属・役職は刊行当時
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溝上慎一
京都大学高等教育研究開発推進センター教授(大学院教育学研究科兼任)、京都大学博士(教育学)。神戸大学教育学部を卒業。1996年、京都大学高等教育教授システム開発センター助手、2000年、講師(教育学研究科兼任)。京都大学高等教育研究開発推進センター講師、助教授(准教授)を経て2014年より現職。