学校と社会をつなぐ調査
調査の概要
調査概要
河合塾では、2013年度より京都大学と共同で、約4.5万人の高校2年生を起点に生徒・学生の成長を10年にわたり追跡調査する、「学校と社会をつなぐ調査」(通称:10年トランジション調査)に取り組んでいます。
この調査では、新しい時代における学校教育(高校・大学・短大・専門学校等ならびにその接続)の役割や機能(学校と仕事・社会との接続)を明らかにするため、高校時代の学習や生活のしかた、対人関係やキャリア意識が、将来の学生生活や社会人生活にどのように影響を与えているのか、検証を行います。
かつて例のない調査で、日本における高大接続やキャリア教育の視点から分析し、日本の教育の質的向上に役立てていきたいと考えています。
- ※現在は、桐蔭横浜大学の溝上慎一 教授と共同で実施。
調査期間
高校2年生、大学1・3・4年生、社会人3年目の計5回にわたり、継続的に追跡調査を行います。調査対象者の進路先により、調査回数や終了年度は異なります。
調査の成果
成果報告書
第1回調査(1時点目:高校2年時) | ||
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第2回調査(2時点目:大学1年時) | ||
第4回調査(4時点目:大学4年時) | ||
最終調査(5時点目:社会人3年目) |
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出版物
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高校・大学・社会 学びと成長のリアル
-「学校と社会をつなぐ調査」10年の軌跡-高校2年生を10年間にわたり追跡してきた「学校と社会をつなぐ調査」の集大成となる1冊。10年間の資質・能力の変化や、高校・大学時代の学習や態度・意識が仕事・社会へ及ぼす影響などを検証。その分析結果を教育現場で役立てていくために、さまざまな視点で専門家と議論を深めていきます。
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どんな高校生が大学、社会で成長するのか2
高大接続の本質
-「学校と社会をつなぐ調査」から見えてきた課題-河合塾と京都大学が行うパネル調査の1時点目(高校2年生)から2時点目(大学1年生)にかけての結果をまとめた書籍。高校から大学、社会への「トランジション(移行)」を明らかにし、これからの高校・大学で求められる教育や課題について、高大接続改革や学習指導要領改訂もふまえて論じています。
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どんな高校生が大学、社会で成長するのか
「学校と社会をつなぐ調査」からわかった伸びる高校生のタイプ河合塾と京都大学が2013年の高校2年生を10年間に渡って追跡調査する「学校と社会をつなぐ調査」。その1時点目調査の分析結果をまとめた書籍。約45,000人の高校2年生のデータから、高校生の現状を把握し、今後の教育を考えるスタートラインとなる一冊です。
掲載記事
進学情報誌『Guideline』(ガイドライン)
各回の調査結果概要と分析報告会のレポートを掲載しています。
- 2014年11月号 Kawaijuku Report「学校と社会をつなぐ調査」(第1回調査) 分析結果報告
- 2017年4・5月号 Kawaijuku Report「学校と社会をつなぐ調査」(第2回調査) 分析結果報告
- 2020年4・5月号 Kawaijuku Report「学校と社会をつなぐ調査」 (大学4年時調査)分析結果報告
- 2023年7・8月号 Kawaijuku Report「学校と社会をつなぐ調査」から見えること
商品・サービス
学びみらいPASS
学びみらいPASS LEADS(リーズ)は、この調査をもとに開発したアセスメントテストです。
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関連イベント
過去のイベント
お問い合わせ
学校法人河合塾 教育研究開発部 学校と社会をつなぐ調査事務局
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Email:kkt@kawai-juku.ac.jp
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