河合塾グループ編集書籍「未来を語る高校」が生き残る-アクティブラーニング・ブームのその先へ-
「未来を語る高校」が生き残る -アクティブラーニング・ブームのその先へ-
高校教育は新たな段階へ! アクティブラーニング・ブームの「その先」を見据え、次に取り組むべきは何か。生き残りのヒントを提示。
2015年度より3年間、河合塾グループのJCERIが東京大学 大学総合教育研究センター中原淳研究室と共同で取り組んできた「高等学校におけるアクティブラーニング型授業を推進するための高大連携プロジェクト」。その総まとめとして、全国調査の分析に加え、研究者による対話、高校教員による対話や実践事例から、転換期を迎えた高校教育の「これから」を多角的に考えます。
※「アクティブ・ラーナーを育てる高校(2016)」「ひとはもともとアクティブ・ラーナー!(2018)」に続く本プロジェクトの3冊目です。
編著: 村松 灯・渡邉優子
監修: 中原 淳
編集協力: 日本教育研究イノベーションセンター
発行元: 学事出版
定価: 本体2,200円+税
発刊: 2019年6月14日
Contents
第Ⅰ部 大転換期の高校教育
第1章 高校教育をとりまく今日的状況
第2章 高校はどう変わったのか!?改革を見える化するマナビラボ・プロジェクトの挑戦
第Ⅱ部 全国調査から見えてきた授業改善のこれまでと今
第1章 アクティブラーニングの広まりと取り組みの変化
第2章 授業改善を支えるカリキュラム・マネジメント
第Ⅲ部 対話と事例から見えてきた高校教育のこれから
第1章 高校教育に求められるものとは
鼎談 研究者が語る高校教育のこれから
安彦忠彦(神奈川大学)
田中義郎(桜美林大学)
溝上慎一(桐蔭学園)
事例① 京都市立西京高等学校
事例② 愛媛県立長浜高等学校
第2章 ひらかれた学びが未来をひらく
鼎談 教員が語る高校教育のこれから
大畑方人(東京都立高島高等学校)
殿垣哲也(兵庫県立東播工業高等学校)
宮崎芳史(新潟県立佐渡中等教育学校)
事例① 東京都立高島高等学校
事例② 兵庫県立東播工業高等学校
事例③ 新潟県立佐渡中等教育学校
第Ⅳ部 アクティブラーニング・ブームを超えて生き残る高校
編著者紹介 ※所属・役職は刊行当時
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村松 灯
立教大学教育研究コーディネーター
早稲田大学教育学部卒業。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了、同博士課程単位取得満期退学。博士課程在学中に日本学術振興会特別研究員(DC2)。東京大学特任研究員を経て、2018年4月より現職。専門は教育哲学。 -
渡邉 優子
立教大学教育研究コーディネーター
東京学芸大学教育学部卒業。東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。同博士課程在学中に日本学術振興会特別研究員(DC2)。東京大学特任研究員を経て、2018年4月より現職。専門は教育思想史。 -
中原 淳
立教大学経営学部教授/大阪大学博士(人間科学)
東京大学教育学部卒業、大阪大学大学院人間科学研究科、メディア教育開発センター(現・放送大学)助手、米国・マサチューセッツ工科大学客員研究員、東京大学准教授を経て、2018年4月より現職。専門は人的開発・組織開発。