河合塾グループ編集書籍 今日から始める社会人基礎力の育成と評価
学生が伸びる!社員が変わる! 社会で活躍するために必要なチカラの育成と評価のノウハウを結集した、「社会人基礎力」のオフィシャルブック!
今日から始める社会人基礎力の育成と評価。将来の日本を支える若者があふれ出す!
- 指示待ち人間ではなく、「前に一歩踏み出す力」がほしい
- マニュアル人間でなく、「考え抜く力」を持っていたい
- 一匹狼でなく、「チームで協力できる力」を身につけていたい
職場や社会で働くために、これだけは備えておきたいチカラを育てるためのノウハウを完全網羅!
Contents
1章 育成・評価手法について
- 育成手法
社会人基礎力育成のための教育プログラムのポイントを、「設計」と「運用」の両方からから詳しく解説。学生の意欲を引き出す工夫、課題の決め方やチームワークの指導のコツ、大学内外との協力体制の作り方、大学の授業に企業人が参加する際の留意点等、プログラム実施の秘訣が満載! - 評価手法
難しいとされてきた『人間力』の評価を、学生の「気づき」と「振り返り」を促して成長につなぐノウハウとともに紹介。さらに、企業の若手社員が実際に困難な状況を乗り越えたエピソードをもとに“社会人基礎力を発揮できた例”を示したレベル評価基準表や、就職活動の自己アピールにも活用できる評価シートの参考様式等、スグに使える評価のツールも多数掲載!
2章 モデル大学における取組
7つのモデル大学のプログラムの内容、実施体制から各授業の内容まで詳細に公開。理系研究室の共同研究、文系のゼミ活動、文理融合型のPBL(プロジェクトベースドラーニング)等、多彩なパターンでの「産学連携による実践型教育」の具体的な展開が見える!
3章 学生の声
プロジェクトに参加した学生達が、努力と工夫によって様々な問題や困難な場面を乗り越えた成長の記録を紹介。すばらしいプログラムで、わずか半年でもこんなに多くのことを学び、成長することができる!
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本文から ~モデル大学参加者の声
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通常の大学でのグループワークは、何かを企画して制作するまでで、PDCAでいうとPDで終わっていた。しかし今回は、PDの上にCの検証とAの検証まで考え、その結果の発表まで行えることが面白かった。【学生】
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プロジェクトに行き詰まっていた時、企業の人による面接評価を受け、「妥協するのも前進である」というアドバイスがあったことで行き詰まりが打開できた。【学生】
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キャリアカウンセラーからの評価を受けて、自分はこんな能力が高かったのかと気づくことができた。また、まだこんな能力が不足しているということが分かり、プログラム後半では、その能力を伸ばせるように意識して行動した。【学生】
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協力企業の人事部長による評価面接は、想像を超えて大きな影響力があった。たとえ同じことでも、企業人が言うと学生は素直に聞き入れるし、面接でも、教員の立場からはうかがうことのできなかった学生の考えを知ることができ、その後の指導を考える上での刺激を与えられた。【教員】
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学生の社会適応力をもっと育てなければ、とは感じていたが、漠然としていてどのように指導すればよいか分からなかった。社会人基礎力の名のもとに、12の項目として整理されたことで、指導しやすくなった。【教員】
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学生とのプロジェクトでは、通常の流れでは出ないアイデアが出る。去年は、通常はコンビニ弁当には入れないような食材を学生が提案してきた。【協力企業 社員】
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学生とのコミュニケーションをはかることは、参加する社員にとって非常に刺激的な時間で、授業に参加した日はいつも学生から刺激をもらって会社に帰っている。【協力企業 社員】