大学教育の研究
河合塾では、大学選びの観点の一つとして「大学の教育力」に着目してきました。
河合塾が取り組んできた大学教育調査の成果や、研究者らの大学教育に関する視点や考えを発信していきます。
高等教育エッセイ ~みんなで考えるこれからの高等教育
目指すべき社会の実現に向け、大学がすべきこと、持つべき観点、あり方とは?
本エッセイでは、これからの高等教育のあり方をテーマに、
関連研究者や有識者による、論文では表現しきれない、
そこから少しジャンプした内容のエッセイ、論考を掲載していきます。
- Vol.3 東京大学 中村高康 先生 「選抜試験の公平性について」(第1回/全2回)
- Vol.3 東京大学 中村高康 先生 「選抜試験の公平性について」(第2回/全2回) 「選抜の公平性さ・公正さ」について研究を重ねてきた東京大学・中村先生が、現在、そしてこれからの大学入学者選抜における公平性の議論に切り込む。時系列や社会構造との関係など複眼的に入試における公平性について論じつつ、今後の議論のあり方、入試のあり方についての警鐘を鳴らす。
- Vol.2 広島大学 村澤昌崇 先生 「大学IRと学生調査」 自らの大学を内省し、それを発展に繋げるために行われるIR。
- Vol.1 香川大学 小方直幸 先生 「卒業生を想う」 タイトルが示す通り、卒業生をテーマにしたエッセイです。
米国の大学でIRが必要とされた背景を無視し、ただ危機感を煽りながら導入を迫る動きがあることに警鐘を鳴らしつつ、日本の制度や個々の大学の文脈に応じたIR導入のススメをわかりやすく論じます。
卒業、卒業生に関する教養的事項やトレンドに触れながら、大学にとっての卒業生の位置付けの重要性について、アメリカでの調査結果を交えながら、そのストックとしての価値の再考を促します。
グローバル社会に対応した大学教育
「大学のアクティブラーニング調査」が到達したカリキュラムマネジメントを重視する視座を踏まえつつ、グローバル社会への対応や貢献といった視点で語られるディプロマ・ポリシーや教育目標を、大学ではどのように実現しようとしているのかを調査しました。
大学のアクティブラーニング調査
アクティブラーニングとは課題研究やPBL、ディスカッション、プレゼンテーションなど、学生の能動的な学習を取り入れた授業形態のことです。
このアクティブラーニングが、現在の大学の授業の中でどのくらい取り入れられているのかの調査を行っています。
これまでの調査内容とその結果
各年度の調査概要、調査報告書などをご覧いただけます。