みらいPASSジュニアアセスメントテスト内容
PROG-J(プログ)
- 測定内容:ジェネリックスキル
- 実施形態:選択式
- 実施時間:リテラシーテスト 45分、コンピテンシーテスト 45分目安
社会で求められる汎用的な能力(ジェネリックスキル)を測定するテストです。
PROG-Jはリテラシーテストとコンピテンシーテストの2つのテストで構成されています。
■リテラシーテスト
リテラシーとは、知識を活用して課題を解決する力です。リテラシーテストでは、現実的な場面を想定して最適解を求める問題を出題しており、単なる知識の確認ではなく、現実的な問題解決を行う力を測定しています。また、算出されるレベルは学年によらない絶対尺度であり、前回からの伸長度を正確に把握することが可能です。
リテラシーテストで測定する力
■コンピテンシーテスト
コンピテンシーとは、経験を積むことで身についた行動特性であり、人と自分にベストな関係をもたらそうとする力です。コンピテンシーテストでは、どちらも価値を感じるような選択肢から、どちらにより近いかを強制選択させる両側選択方式を採用。生徒の意図的な回答操作を避け、客観性の高い測定を行っています。
コンピテンシーテストで測定する力
LEADS-J(リーズ)
- 測定内容:学習生活パターン(時間の使い方やキャリア意識)
- 実施形態:選択式
- 実施時間:45分目安
日ごろの学習習慣や生活リズム、学問への興味関心などをセルフチェックするアンケートです。友人関係・進学意識などとあわせ、生活指導、進路指導においてご活用いただけます。
■LEADS-Jで測定する項目
今後の進路希望や興味のある仕事分野、また進路の展望(考え)とその準備行動のバランスを確認。また、教科に関する好き嫌いのセルフチェックから、テストの「得意・不得意」とは異なる観点で、各教科の学習への取り組み姿勢を見直すことができます。
回答傾向から、生徒の志向性を5つのタイプに分類。おおまかな特徴を把握できます。
併せて 「友人関係」「自尊感情」「キャリア意識」の3つの観点で意識の良好度合いを判定。生徒の特徴・傾向をとらえ、早期のフォローが必要な生徒に気づくことができます。
生徒の平日、休日の過ごし方を確認。あらためて時間の使い方を可視化することで、学習時間が確保できているか、生活習慣の乱れがないかなどをチェックすることができます。
また、校内の平均値との比較により、周囲の過ごし方との違いに気づくきっかけとなります。
大学で学ぶ学問を8つの分野に分類し、各分野への生徒の興味関心の高低を測定。高校生での文理選択にむけ、生徒個々の文系的、理系的な傾向をおおまかに把握できます。
また、興味関心の広がりから、進路選択に影響を及ぼしそうな傾向を把握できます。
「学校と社会をつなぐ調査」について
- ※河合塾と桐蔭学園理事長・溝上慎一先生(2013年当時は京都大学高等教育研究開発推進センター所属)で2013年から共同実施してきた「学校と社会をつなぐ調査(通称:10年トランジション調査)」をもとに開発したアンケート調査です。