みらいPASSジュニア「PROG-J」問題サンプル
リテラシーテスト
テスト項目
■言語運用力
1. 年齢に即した語彙の意味の理解
時代や社会に関する用語の意味/正しい語彙の用い方の判断
2. 現実の場面での発話や文章が含む目的や意図への理解
二つの事柄・文章の共通点(相違点)の説明/対立した論点の指摘・抽象化
3. 状況や文脈を考慮した言語の使用
文脈に即した表現の置換/発話に対する適切な疑問の提示
■情報収集力
1. 情報検索
情報源の特性/目的に応じた情報検索の方法など
2. 情報の整理・保存
情報を適正かつ効果的に活用するための方法など
3. アンケート・インタビュー(一時情報の収集)
目的に応じたアンケート・インタビューの方法など
■情報分析力
1. データ・グラフの読み取り
正確な読み取りと考察/複数のグラフの読み取りの統合など
2. 文献・資料の読み取り
主題の読み取り/構造的な理解など
3. 批判的な分析
事実と意見の区別/多角的な視点/論証の検証など
■課題発見・構想力
1. 問題の整理・分析
問題の構造化/原因追及(親和図法・ロジックツリー)など
2. 課題の設定
問題の優先順位/資源の分析/課題の明確化など
3. 解決策のアイデア出し
ブレーンストーミング/チェックリスト法など
4. 解決策の具体化
行動計画/リスク対応/作業工程表など
問題のサンプル
以下のグラフは、グループX、グループY(それぞれ10名)がどれくらい月にゲームにお金を使っているかをグラフにしたものである。これらのグラフから読み取れることとして最も適当なものを、次の①~⑤の中から1つ選べ。なお、グループXもグループYも、平均額は同じである。
- ①金額が1,000円以下の人はグループXよりグループYに多い。
- ②金額が1,600円以上の人数はグループYよりグループXに多い。
- ③グループの平均額は同じだから、各自の金額に大きな差はない。
- ④グループXの方が、グループYよりも最大と最小の金額の差が大きい。
- ⑤グループYの方が、グループXよりも最大と最小の金額の差が大きい。
コンピテンシーテスト
コンピテンシーテストでは、A、Bどちらにも価値を感じるような両義性の項目を配置し、どちらにより近いかを強制選択させる方式を採用しています。これにより、生徒の意図的な解答コントロールを避けることが可能です。